アクセサリーショップのマーク

鎌倉の大仏近くにオープンするシルバーアクセサリーなどを扱うショップに向けて製作。
どうしても大仏という観点から頭が離れられず、仏教の伝来やそのルートとなるアジアンロードからデザインを引き出そうと考えていたが、その結果妙に「思想研究会！」のようになってしまい、ショップの楽しさを表現することが出来ずに作業が滞ってしまった。
そこで一度考えの方向性を洗い直し、鎌倉という地や海外からの観光客なども考慮して、北斎風のシンボルとしてまとめ直したもの。（アクセサリーに使う）皮などへの刻印もイメージしながらデザインしたところ、気に入っていただけました。

頭が固いのか、デザインの謎なのか。
ともかく入り込んでしまうと、一度考えたデザインという道はナカナカ抜けられない。
しかも多くの場合、行き当たりの道とも知らず自信をもってどんどん進んでしまう。
道の入り口が容易に見つかった場合はなおさら。
一度来た道を引き返す勇気と体力が試されるような案件だったが、採用いただけてヨカッター。